私は、2022年に一般社団法人倉吉青年会議所へ入会しました。
入会当時の私は、自分の生活を変えてまで、活動することに抵抗を感じておりました。
しかし、活動を通して、仲間と絆を深め、また、地域の方々とふれあう事で沢山の気付きと学びの機会を与えてもらい、成長することが出来ました。
成長を実感すると共に会員としての自覚が芽生え、倉吉青年会議所活動に充実感を得るようになりました。
青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を基本理念とし、運動を起こし続ける団体です。
この壮大な課題の前では、個々の力は微力です。しかし、無力ではありません。
人と人との縁を育み、互いに高め合える機会を生むことで、どんな困難にも立ち向かえる大きな力になると信じています。
人との出会いに感謝し、すべてに学ぶ姿勢を大切に持ち続けてまいります。
個人の成長が地域を支える力をより強固なものにします。
そして成長する為に必要なものは経験と刺激です。
日々、慣れ親しんだ事に没頭するだけでは、新たな経験も無く、いつしか刺激は失われてしまいます。
「刺激」という点で、大きな要素は、「人」からの刺激です。
いままでに触れたことがない考え方を知ることができるという点で、いろいろな「人」との会話は、私たちの成長にとって大きな効果があるはずです。
また、人との触れ合いは「視野を広げる」ことにもつながります。
「人から学ぶ」という意識を持ちつづけ積極的に地域の方々と縁を深め、自身の成長へ繋げていきます。
良い運動を行うには会員の団結が必要不可欠です。
そこで、事業の準備を行う委員会の開催を増やし、目的や手法の周知を徹底します。
また、会員同士顔を合わせる機会が増える事で、よりコミュニケーションが活発となり、小さな事でも解決に向けて相談し合える関係性を構築します。
そして、会員誰一人取り残す事無く、活動し続ける組織となります。
人口流出の歯止めが効かない今、若き力の不足が懸念されます。
そこで、若者が積極的に地域活動に参加したくなる土壌を整える必要があります。
地域を担う若い世代が1人でも多く、自発的に地域活動へ参加する機運を作るために、学生を巻き込んだ事業を展開します。
我々が学生と地域とを結ぶパイプ役となる事で、学生が地域で活躍する機会を増やし、『くらよし』の活力を高めます。
昨今、琴櫻関や伯桜鵬関を始めとする地域に所縁のある力士の活躍もあり、相撲を起点とした地域作りが進んでいます。
この機運を子ども達に伝播し、より多くの子ども達に相撲へ触れてもらう機会を提供します。
相手に全力でぶつかり合い、相手の思いを肌で感じる事で、互いを尊重し合えるグッドルーザー精神を携えた青少年への成長の一助となります。
私たちは、『明るい豊かな社会の実現』に向け歩き続けています。
その道のりは先が見えづらく、時に転んだり、壁にぶつかったりして、立ち上がれない時もあると思います。
そんな時でも、共に悩んでくれる仲間、手を差し伸べてくれる先輩方、様々な方の力があればどんな時も希望を持って歩き続けることができるのです。
これまで出会ったすべての人を大切に、そして、次は我々が様々な出会いを生み出すべく1年間邁進してまいります。
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